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脱穀で使った昔の道具と手順
小学生が活動した仁多米作りの映像を見ることができます。
1.ハデ干し
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稲の種類によって多少時期がちがいますが、9月の中ごろから稲刈りが始まります。刈り入れた稲は束ねて、ハデ干しという方法で天日に3週間ほど当てて乾燥させます。
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2.脱穀―千歯
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稲穂からもみの粒だけを取り出すのが脱穀です。千歯(せんば)という名前は「一日に千把(せんば)も脱穀できるから」、「たくさんの歯を持っているから」ともいわれていますが、この出現により作業の効率が急速に上がりました。使い方は、稲穂のたばを千歯の上からたたきつけるように置き、手前に引っ張ることで籾米を下に落としてとります。この千歯の使用も明治の末までで、大正時代になるとほとんどの農家に足踏み脱穀機(あしぶみだっこくき)が普及します。この機械は、足で板を踏むと歯のついたドラムが回転し、稲穂の束からもみの粒だけを分離します。今回は千歯と足踏み脱穀機、両方を使って脱穀をしました。
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3.選別―唐箕
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脱穀してもみの粒になっても、そこには実の入っていないもみや、ワラくずなどが混じっている、これを取り除くために唐箕(とうみ)という道具を使って選別します。この唐箕は、江戸時代から使われている伝統的な道具で、風の力を利用して穀物を選別する道具です。実の入っていないもみやワラくずは軽いので、風に吹き飛ばされます。反対に実の詰まった重いもみは飛ばされずに手前の出口から落ちてくるという仕掛けです。
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4.もみ摺り―ハーベスタ−
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実の詰まったもみだけを選別したら、次はもみ殻を取り除いて、玄米にします。ここで使われる道具は泥臼(どろうす)と呼ばれているもので、二段に重ねられた臼の上にもみを入れ、回転させて摺ると、上の臼と下の臼とのかみ合わせの部分から、もみ殻と玄米の状態の米が出てきます。
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5.選別(玄米ともみ)―万石通し

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泥臼でもみ摺りをしても、まだ玄米になっていないもみが残っているので、もう一度、もみ殻のついたままのものと、玄米とをより分けます。このとき使うのが、万石通し(まんごくとおし)という道具です。木製の枠に金網を張ったものを傾けたような道具で、上からもみ摺りした玄米を流し込みます。玄米が斜めの網の目を滑り落ちる間に、良い米は重いので網の目をくぐって下に落ちるというものです。この万石通しも、江戸時代に発明された道具です。
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