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さくらと共に〜木次町小学校児童の思い出〜
木次町ワーキンググループ(以下WG)は、斐伊川土手の樹齢80年の桜のことを知り、実際に植樹をされた方のお話を聞きたいという気持ちから、元木次町役場の職員の杉原さんの紹介で、80年前桜を植樹されたという十倉さんのお宅を訪ねました。
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十倉さん:
大正9年(1920)生まれ
80年前に斐伊川土手に桜を植えられた。 |
WG:何がきっかけで、さくらの世話をするようになったのですか。
十倉さん:
大正天皇が法行され、昭和天皇に代わられたときの式典(御大典)があって、全国一斉に祝をしたときに、木次町では記念事業として桜を植えました。
昭和5年ころでしょうか。 |
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WG:どのように世話をされたのですか
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十倉さん:
桜を一本わてもらって植えました。
植えた木に名札をつけて、それぞれ植えた人が担当者になって、毎日水やりに行ったり、走っている馬車の後ろについて歩いて、煙の出るような馬のフンを拾って肥やしにしちょったもんだわね。
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WG:桜にはどのような思い出がありますか。
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十倉さん:
記念植樹まではあまり桜は無かったねぇ。
杉原さん:
昭和19年に洪水が起たんだけど、昔は土手のぎりぎりまで水位があったね。
その時、父親は植樹したはずですよ。
私らが多少知ってるのは父親から話を聞くからですね。
WG:現在一番古い木は80数年で、十倉さんたちが植えられたころの木が一番古いということを川渕さん(桜守さん)が言っておられましたよ。
十倉さん:
久野川(三代医院の近くの恵比寿さんのところ)のところに一本か二本、当時の木が残ってたはずですよ。
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WG:毎年さくらを見に行かれますか。
十倉さん:
土手まで毎年見に出ます。
木次の桜がここら辺では一番良いですよ。
自分たちで植えた桜だから愛着があったし、町の人も枝を折らなかったおかげで、今もきれいに咲いているのだと思いますよ。
それだけ木次の人は桜を愛しているということでしょうね。

右から、十倉さん、多根さん(木次町WG)、杉原さん
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